サウス・タラワ (Tarawa)
サウス・タラワはタラワ環礁の島々のうち、西のバイリキ島から東のボンリキ島までを市域とする. これらはいくつかの小島に分かれているが、すべて土手道によってつながれている. また、比較的新しい土手道(ジャパニーズ・コーズウェイ)が、サウス・タラワとその西にあるベティオ地区を結んでいる.
サウス・タラワには、キリバス教育大学および南太平洋大学のサウス・タラワ・キャンパスがある. また、ローマ・カトリックの教区ならびに会衆派教会のキリバス・プロテスタント教会もこの地に置かれている. サウス・タラワの中でも、とくに西端のバイリキ島がキリバスの首都とされることがある. これは、バイリキ島に国会、主要行政官庁及び大統領官邸が集中していたからである. 現在国会はサウスタラワ内のアンボ島にあり、またベティオやクリスマス島(ライン諸島およびフェニックス諸島省)にも官庁は分散しており、行政の中心はバイリキ、立法機能はアンボ、司法機能はベティオに置かれている.
地図 - サウス・タラワ (Tarawa)
地図
国 - キリバス
キリバスの国旗 |
キリバスは33の環礁からなり、それらは赤道付近に350万km2にもわたって散らばっている. そのために世界第3位に相当する排他的経済水域を有している(ただし、陸地が少なく領海や接続水域も少ないため、これらを含めると15位にも入らない). 世界で最も早く日付が変わる国の一つでもある.